治療する人間の心の持ち方や考え方などを教えず、
単に技術だけ教えて良しとするなら、
教えている側も、教わっている側もダメダメである。
私は、そんなものは受け付けない。断固としてね。
そんな考え(つまり心のあり方なし)で
治療をしているあなたは、その対象となる人は
「物なんですか?」
「動物なんですか?」
「人なんですか?」と聞きたい。
例え相手が赤ん坊であっても、人間なのである。
私が言っていることは、患者に対して
お客様扱いをせよと言うのでは全くない。
だからと言って雑に扱うと言うのでもないことは当然である。
私が言うことが分からないと言うのであれば、
野口晴哉先生の本を読んでみて欲しい。
人を、物を扱うようにしてはいけない。
同情してもいけない。
心を動かしてはいけない。
感情的にならず、冷静に、平静を保つべきである。
水の流れのごとく淡々とあれ!